“春高バレー”の愛称で親しまれている「第40回全国高校バレーボール選抜優勝大会」が20日、国立代々木競技場で開幕した。女子1回戦で下北沢成徳が安田女(広島)を下して初戦を突破。22日の2回戦で前回優勝の東九州龍谷(大分)と対戦する。
▽女子1回戦
下北沢成徳2(28-26、30-28)0安田女(広島)
下北沢成徳は第1セット序盤、レフト高橋、ライト大川らのスパイクで着実に点を積み上げるが、中盤にミスが続き、17-18と安田女に逆転を許す。その後、激しい打ち合いが続き一進一退。ジュースにもつれ込むと、最後はセンター須河のブロックで制した。
小川監督に「第1セットでできなかったことを次はやれる」と励まされ、臨んだ第2セット。序盤をリードし好調に滑り出したが、中盤で10-11と再び逆転されてしまう。引き離されそうになる嫌な展開の中、ボールに食らいつく粘りを見せ、レフト仁田の力強いスパイクなどで同点に追いつき、再びジュースに持ち込んだ。
小川監督が「ここからが勝負だぞ」と気合を入れる。28-28で並んだ後、サーブ権を奪い、長いラリーの末に高橋のスパイクが鮮やかに相手コートに突き刺さり、勝利をもぎ取った。
○下北沢成徳・小川良樹監督「コートに対する感覚がなじまず緊張したりしたが、最後は意地を見せてくれた」
○下北沢成徳・高橋早紀主将「緊張からミスが多かったが、全員の気持ちが切れないで一つになり、焦らず精いっぱい戦えた」
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