女優田中麗奈(29)が、日本テレビ系「24時間テレビ32 愛は地球を救う」(8月29、30日放送)に初参加する。番組内スペシャルドラマ「にぃにのことを忘れないで」(29日)に出演、主人公が恋する、新たに設定された看護師の天宮詩織を演じる。ドラマは、15歳で脳腫瘍(しゅよう)を発症し、23歳で亡くなった川上浩輔さんの8年間を母の川上ますみさんがつづった同名著書の映像化。配役決定後に浩輔さんが生前、田中の大ファンだったことが分かった。
ドラマでは、NEWS錦戸亮(24)が演じる恵介(浩輔さんがモデル)が、献身的に自分を看護する詩織にあこがれ、恋心を抱く。余命宣告後、夢や将来の希望をことごとくあきらめたが、詩織への思いはどうしても消せなかったという切ないエピソードとして描かれる。浩輔さんのあこがれの存在だった田中が、フィクションとはいえ、切ない恋の相手に決まったことについて、母ますみさんは「すばらしい偶然ですね」と感激。田中も「最初にお聞きした時は正直驚きました。運命的というか、このドラマに参加できたのは、浩輔さんが呼んでくださったように思えます」と縁を感じて収録現場に立った。
田中にとって看護師役は初挑戦。すでに収録は終えており「詩織は恵介のあこがれであり、唯一心を許せた存在だったので、丁寧に心の動きを演じようと撮影に臨みました」と話した。
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